grandma

今日は一日オフ。

実家の近くのペンションで静かな時間を過ごした。

ノートとペンをもって、今自分が何を考えているか、
何に困っているか、何をしたくてそれをするにはどうしたら良いか。
そんな事をを書き出して行く。

ぼんやりしていると時間はあっという間に過ぎていく。
慌ただしい毎日の中で、本当に大切な物がなにかよくわからなくなってしまうから、
時々こうやって頭の中を整理する。

ここでも、ずっと祖母の事を考えていた。
僕が生まれた時から実家を離れるまで、祖母とはずっと一緒に住んでいた。
忙しく働く母親よりも祖母と過ごした時間のほうが圧倒的に多かった。
彼女は決して人の悪いところを口に出さず、人の良いところに目を当てる人だ。
そんな祖母の元には自然と人が集まり、小さな頃から僕の家にはいつも来客が絶えなかった。
彼女程、心が綺麗で、頭のいいおばあちゃんを僕は知らない。

実家に帰る旅に、気丈な笑顔を見せてくれる祖母を前に、
自分は後何回この人に会えるのだろう、自分はこの人の人生をどれだけ知っているのだろう、
この人からもっと話を聞けるのは数える程しかないのではないか、といつも思いながら実家を後にしている。

思いを残せるのは今しかないのでは無いかと。
そう思って実家のピアノに向かっている。

SA
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